
未経験者はどう学習すれば良い?

短期間で合格できた勉強時間/方法、
無料問題集などを解説します。
私はLinux実務未経験で、変数、シェル、カーネルって何?くらいの初心者でしたが、
勉強時間60~90時間(1日2~3時間を4週間)
480点/800点(合格点:480点)で
一発合格する事ができました!
(合格点ギリギリ、、、!)
下記に試験概要、体験記などをまとめました。
実際に合格できた「勉強方法」が知りたい方は、目次の「勉強方法」からご確認ください。
LinuC101とは
LinuC101とは、
Linux初級レベルのLPI-Japan認定資格です。
LinuC101、LinuC102に合格する事で、
LinuCレベル1が取得できます。
「101試験」と「102試験」を
受験する順番はどちらからでも良いです。
※認定されるには2試験(101試験と102試験)
を5年以内に合格する必要があります。
受験者の縛りはなく、難易度は低めで、
暗記でも合格できるため、
Linux未経験者・初心者の方におすすめです。
LinuCレベル1公式サイトより引用
Linuxの基本的な知識がある証明になるため、
実務経験はないけど、Linuxの仕事がしたいよ。という方におすすめの資格です!

LinuCとLPICの違い
LinuCは、LPI-Japanが運営する
「日本国内向けの資格」
LPICは、LPIが運営する
「世界基準の国際的な資格」です。
どちらもLinuxの基本知識を問う資格ですので、
日本国内で仕事をする場合は、
どちらを受験しても大丈夫です!
私はLPIC、LinuCの参考書を見て、LinuCの方がわかりやすそうだった為、LinuCを選びました。

私はLinuCを受験したよ。
受験料・試験会場・試験日・資格有効期限・申し込み方法
受験料 | 16,500円(税込) |
試験会場 | ピアソンVUE(テストセンター)、オンラインVUE(自宅または職場) |
試験日 | 通年(受験申込時に空きがあればいつでも受験できます!) |
有効期限 | 5年(認定された日から5年間有効) |
申し込み | LinuC公式サイト「受験のお申込み」より予約可能 |
※2025年5月時点での情報です。
LinuCレベル1公式サイトより引用
LinuC有効期限より引用

試験時間・問題数・出題形式・合格点
試験時間 | 90分 |
問題数 | 約60問 |
出題形式 | 選択式、記述式(コマンドを入力など) |
合格点数 | 480点/800点(正答率60%) |

試験範囲
主題1.01 | Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用 |
主題1.02 | ファイル・ディレクトリの操作と管理 |
主題1.03 | GNUとUnixのコマンド |
主題1.04 | リポジトリとパッケージ管理 |
主題1.05 | ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム |
101試験出題範囲より引用
勉強方法
私が合格できた勉強方法は下記の2点です。
①Ping-t(無料WEBサイト)で学習(5周)
②スピードマスターで学習(2周)
勉強にかかった費用はテキスト代のみ!
Ping-tのLinuC101範囲は無料で学習可能です。
※LinuC102範囲は有料です。

Ping-t(無料サイト)で学習(5周)
LinuCはコマンドやオプションを暗記して解く問題が多いので、
参考書を読むよりも、問題を解きまくって暗記する方が効率的でした。
Ping-tでは、最強WEB問題集(685問)、コマ問(約600問)と
LinuC101範囲の大容量の問題を無料で解くことができます。
移動時間にも学習しやすいです。
無料アカウント登録が必要ですが、 下記リンクから問題が解けます。
Ping-t(無料)
1周目 | 最初は、最強WEB問題集、コマ問を各項目ごとに解いていく。 項目ごとに解いていくと、同じコマンドでオプションが異なる場合の意味の違いなどを確認しながら、問題を解くことができます。 |
2周目 | もう一度、最強WEB問題集、コマ問を各項目ごとに解きながら、ノートにまとめていく。 各項目ごとにノートにまとめる事で頭の中が整理でき、試験当日、復習する時に役立ちます。 |
3周目 | 最強WEB問題集、コマ問を各章ごとに分けて解く。 先ほどより範囲を広げて問題を解く。間違えた問題は復習する。 |
4週目 | 最強WEB問題集の模擬試験を実施する。間違えた問題は復習する。 |
5週目 | 最後に、もう一度、本番に向けて、最強WEB問題集の模擬試験を実施する。 間違えた問題は復習する。正解した問題も復習。 |

スピードマスターで学習(2周)
Ping-tだけでも対策としては十分ですが、
Ping-tで慣れてしまうと、新しい問題が来た際に対応できない可能性があるため、
スピマスでも学習を実施しました。
スピマスの問題がそのまま本試験で出てくる事もあります。
2025年5月現在は、Version 10.0が最新なので、下記の書籍を購入しました。
その他の教材もありますが、スピマスが
1番安かったのでこちらにしました。

「おすすめ問題集一覧」で紹介!
1周目 | 参考書部分は読まず、とにかく問題だけをひたすら解く。 間違えた問題は、参考書部分を読んで、復習する。 |
2周目 | 最終確認としてもう一度問題を解く。 間違えた問題は見直しをする。正答率を上げていく。 |

おすすめ問題集一覧
LinuCの問題集はいくつかありますが、
最新版の問題集を購入すればどれでもOKです!
2025年5月現在は、Version 10.0が最新です。
下記に有名企業のテキストをまとめました。
①LinuCレベル1 Linux技術者認定試験学習書
小豆(あずき)本シリーズの教科書。
各章末に練習問題、巻末には1回分の模試を収録。
発売日:2020年06月
②最短突破 LinuCレベル1 バージョン10.0 合格教本[101試験、 102試験対応]改訂新版
2024年に改訂された新版。
学習用OSとして仮想環境で動作するAlmaLinuxおよびDebian GNU/Linuxのイメージをダウンロード提供。学習用仮想環境を利用することで、コマンドの実行や設定ファイルの編集など、実際に手を動かしながら学ぶことが可能です。
発売日:2024年06月

まとめ
取得すればLinuxの基礎的な知識の証明になり、
インフラエンジニアとして仕事の可能性を広げられます。
転職する際や、実際の業務でも役立つ資格です。
この記事を読んで、資格取得に役立てていただけたら幸いです。

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